愛をもってゲームをつくるゴリラのブログ

UE5勉強中のゴリラがいろいろ頑張ります。

GameplayAbility - タグ編

お久しぶりです、ごりです。

 

3連休ですが家に引き込まって記事書き続けます。

今日は GameplayAbility についてです。
こちらは4.20から追加されたUE4のSampleプロジェクトのActionRPGで

使用されている機能ですね。

今日は使い方というよりも、設定項目の説明になります。
使い方を知りたい方は


おかわりはくまいさんがすごくわかりやすく解説していますので、
以下の記事を参考にしてください。

okawari-hakumai.hatenablog.com


アビリティを作成した際の、Default設定のこちらのTagsの項目についての説明です。

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  • Ability Tags 

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こちらのノードで、アビリティを実行するためのタグになります。

  • Cancel Ability with Tag

ここに設定されているタグと一致していて、実行中のアビリティはすべて、

中断されます。

  • Block Abilities with Tag

ここに設定されたタグと一致しているアビリティは、このアビリティを実行中には、

実行されません。

  • Activation Owned Tags

このアビリティが実行されると、ここに設定されたタグを持ちます。

  • Activation Required Tags

このアビリティを実行するためには、ここで設定されたタグを持っている

必要があります。

  • Activation Blocked Tags

ここで、設定されたタグを持っていると、このアビリティは実行されない。

 

ここから下の設定項目は [ TryActivateAbilityWithTag ]ではなく、

別の呼び出し方法にかかわってきます。

 

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こちらのノードを使う際 Payload というピンがあります。

こちらはGameplayEventDataという構造体になっています。
この構造体を作成する中に、

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Instigator Tags, Target Tags がありますので、ここに設定したタグが

かかわってきます。

  • Source Required Tags

Instigator Tags に設定されたタグが、ここに設定したタグに含まれていたら、

このアビリティが実行されます。

  • Source Blocked Tags

Instigator Tags に設定されたタグが、ここに設定したタグに含まれていたら、

このアビリティが実行されません。

  • Target Required Tags

Target Tags に設定されたタグが、ここに設定したタグに含まれていたら、

このアビリティが実行されます。

  • Target Block Tags

Target Tags に設定されたタグが、ここに設定したタグに含まれていたら、

このアビリティが実行されません。

 

以上が、GameplayAbility のTagsの説明になります。


まだDefaultの設定の中には、別の設定項目もあるのですが、

GameplayEffect というのが関わってきますので、今日はここまでにします。
GameplayEffectについては明日書かせていただきます。

 

一通りの説明が終わったら、GameplayAbilityを使って作った簡単な機能の

プロジェクトを公開したいですね。

 

また、今回の説明で間違っている点などありましたら、連絡していただけると

ありがたいです。 ではでは。